<紀要論文>
Reynolds数50~10^4における円柱後方の逆流域の測定

作成者
本文言語
出版者
発行日
収録物名
開始ページ
終了ページ
出版タイプ
アクセス権
JaLC DOI
概要 一様流中にある円柱において, Reynolds数が40より大きい場合,円杜背後の流れは非定常となる。このように非定常となった流れを平均的速度場で見た場合の逆流域を測定した。測定範囲は50<R<l0^4であるが,注目すべきことは, 平均的逆流城の大きさはR≒l0^3の付近で極大値をとり,円柱の後端から円柱直径の約2.5倍にまで達することである。さらにReynolds数が大きくなると逆流域は逆に単調に...縮小していく。
なお,水素気泡法によりflow visualizationを行ない,極端に長い露出時間で撮影された写真からも平均的逆流域の大体の大きさを知りうることが判明した。
また,一様流中においた円柱の後方で,瞬間的に逆流を示す流れの範囲は, Reynolds数とともに単調に大きくなる頼向を示し, R≒l0^3の付近で円柱後端から円柱直径の約4.5倍, R≒l0^4の付近では約7倍であった。
続きを見る
目次 1 緒言
IIー1 平均的逆流域の計測
§1 実験方法及び装置
§2 実験結果
II-2 平均的逆流域のflow visualization
§1 実験方法及び装置
§2 実験結果
II-3 最大逆流域の計測
§1 実験方法及び装置
§2 実験結果
III 結言
続きを見る

本文ファイル

pdf 31_p029 pdf 7.05 MB 100  

詳細

PISSN
NCID
レコードID
登録日 2023.03.01
更新日 2024.01.11

この資料を見た人はこんな資料も見ています