家蠶に於ける異常形卵の形態學的研究 : II. 小卵系統　第2報　少數型 - 九大コレクション

＜紀要論文＞
家蠶に於ける異常形卵の形態學的研究 : II. 小卵系統　第2報　少數型

作成者	作成者名林, 禎二郎 Hayashi, Teijiro 所属機関所属機関名九州帝國大學農學部養蠶學教室 Laboratory of Sericulture, Faculty of Agriculture, Kyushu Imperial University
本文言語	日本語
出版者	九州帝國大學農學部
出版者	Fakultato Terkultura, Kjusu Imperia Universitato
発行日	1940-12
収録物名	九州帝國大學農學部學藝雜誌
収録物名	九州大學農學部學藝雜誌
巻	9
号	2
開始ページ	190
終了ページ	204
出版タイプ	Version of Record
アクセス権	open access
JaLC DOI	https://doi.org/10.15017/20951
関連DOI	九州帝國大學農學部學藝雜誌 \|\| 9(2) \|\| p190-204
	Bulteno Scienca de la Fakultato Terkultura, Kjusu Imperia Universitato \|\| 9(2) \|\| p190-204
	http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/
関連URI	九州帝國大學農學部學藝雜誌 \|\| 9(2) \|\| p190-204
	Bulteno Scienca de la Fakultato Terkultura, Kjusu Imperia Universitato \|\| 9(2) \|\| p190-204
	http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/
関連情報	九州帝國大學農學部學藝雜誌 \|\| 9(2) \|\| p190-204
	Bulteno Scienca de la Fakultato Terkultura, Kjusu Imperia Universitato \|\| 9(2) \|\| p190-204
	http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/

ファイル	ファイルタイプ	サイズ	閲覧回数	説明
p190	pdf	11.8 MB	179

レコードID	20951
査読有無	査読無
主題	家蚕
	異常形卵
	小卵系統
	少数型
	矯形卵
NCID	AN00055586
注記	As was already descrived (1937), two abnormal egg-types are produced in the small-egg strain. In the one, the small egg-type, hundreds of small eggs are deposited while in the other, the scanty-egg type, normal-sized eggs are laid in a small number. The present study is confined to the scanty-egg type.
注記	1.少敏型は母蛾に於ける卵の寡少を特徴とするが, 個體に依つて異常度を異にする。2. 少數型では出來た卵に異常の無いのが普通であるが, 時として矯形卵を混産する。3. 産卵歩合は前報の小卵型と同等の低率を示すが, 共に卵管の異常に起因する。4. 卵の寡少は發育の初期に於て一部の卵母細胞が退化消失する爲で, 卵原細胞の増殖には異常が無い。5. 卵母細胞の退化は, 常に榮養細胞の異常化に依つて導かれ, 經過に2型を區別するが, 共に同一の原因に支配される。6. 卵黄形成期になつても, 時として榮養細胞の一部に異常經過をとるものがあり, 是が矯形卵の原因となる。7. 少數型に於ける矯形卵の出現は, 榮養細胞の機能を考察する上に有力な示唆を與へる。
登録日	2012.03.02
更新日	2023.12.01