<紀要論文>
軽症高血圧に対する健康処方の適用と効果に対する研究(第2報) : 3ヵ月間のテニス教室について

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概要 Nine mild hypertensives without complications and other severe diseases completed tennis classes which were held twice a week for three months in 1986. Each time they took a 60-minute lecture and a 60...-minute tennis training. After 3 month training, their daily activity made remarkable increase in walking distance. %-fat ratio reduced and physical flexibility was improved. From the medical point of view, they showed significant improvement in hemoglobin A1, high density lipoprotein(HDL) cholesterol and respiratory tests such as vital capacity. After 3 month tennis training, post-exercise heart rate did not increase so much. However, subjects did not show significant decrease in blood pressures. Psychologically they felt less anxious about daily life, sports, physical and mental problems including elevated blood pressures. (Journal of Health Science Kyushu University 10 : 59-71, 1988)
近郊住民への一般公募によって応募された軽症高血者を対象に講義と実技を組み合わせたテニス教室を週2回,1回90分,3ヵ月問実施した。本教室の開始時,中問時,終了時に身体面,阪学面,心理面,生活面から諸検査を実施した。得られた主な結果は,次のとおりである。1.身体面では皮下脂肪が減少し,立位体前用(柔軟性)が向上した。本教室での1日の平均歩行数は約13,000歩(約7.8Km)でその他の日は約7,500歩(約4.5Km)で3ヵ月の活動量は著しく増加した。ダブルス・ゲーム中の歩行数は1ゲーム約160〜280歩(約96〜168m)であった。テニス教室中の心拍数は,準備運動や歩行・ジョギング中は,個人差がみられた。しかし,ダブルスゲーム中はほぼ130〜150拍/分に増加した。2.医学面では糖代謝・脂質代謝・心機能・呼吸機能に著明な改善効果や機能促進効果が認められた。血圧は教室開始時に既に正常血圧に低下しており連動負荷の血圧値に及ぼす影響は明らかではなかった。3.心理面では日常生活の不安傾向やスポーツ場面の不安傾向は顕著に減少した。また血圧に対する感情的態度や評価的態度が好転し,不安傾向の減少を推察できた。血圧の変化に対する自己評価では5名(55.6%)が低下傾向と、評価した。健康度検査では精神的健康や社会的健康に有意な向上がみられ,健康度の評価は著しく向上した。スポーツ意識や条件では,顕著とはいえないが,スポーツに対する快感情やスポーツの心理的効果,社会的効果,性格の情緒面に好意的態度への変容を推測することができた。4.テニス教室の評価については,指導内容や日常生活での身体面,生活面の変化を肯定的に評価し,活性化に好影響を与えたものと思われる。
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登録日 2009.09.10
更新日 2018.06.12