<紀要論文>
スポーツ行動の予測因に関する研究(2) ; 心理的・身体的要因について

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概要 The purpose of this study is to examine the psychological and physical factors that are contributory to the sport behavior. A questionnaire was adminiaistered to 270 male and 292 female students of so...me universities and junior colleges in Fukuoka city, from December in 1979 to February in 1980. The data were analyzed by Hayashi's quantification theory (II). Main results are summarized as follows : 1. As high correlation ratios were found in males (η=.818) and females (η=.756), it was verified that these variables were very effective to predict the sport behavior. 2. The variables concerning the attitude and personality of males were more strongly contributory to the sport behavior than those of females. Other variables, i.e., belief, behavioral intention and physical factors, showed similar tendencies between males and females. 3. A total of 70 variables consisted of 60 psychological and 10 physical factors could carefully be selected as the factors predicting sport the behavior.
スポーツ行動の予測因として心理的要因,身体的要因,合計120個の変数をとりあげ,林の数量化理論第II類を用いて各変数の判別力を検討してきた。要約すると,つぎのようになる。1 信念,態度,性格変数の構成因子をみるために因子分折を行った結果,信念変数は心身・生活への障害因子,健康・体力向上因子,社会性向上因子など10因子,態度変数は快感情・評価因子と不安感情因子の2因子,性格変数は,適応性,情緒性,活動性,意志性,客観性の5因子が抽出された。2 信念変数では男女とも類似した変数に高い判別力がみられ,23個の有効な予測因が精選された。男子では余暇の善用,女子では苦しい場面にあう等の結果に対する信念変数に最も大きい判別力がみられた。3 態度変数では男子が女子より判別力の高い傾向がみられた。9個の有効な予測因が精選され,なかでも,「有益−有害」の変数は男女とも大きな判別力を示した。4 行動意図変数では男女とも類似した判別力を示し,11個の有効な予測因が精選された。男子は天候,女子は場所の状況における行動意図が最も大きい判別力を示した。5 性格的変数では男女差が著しく,男子は女子に比べ活動性,意志性因子の判別力は高いが,情緒性因子の判別力は低い。有効な予測因として17個を精選したが,男子は忍耐力,女子は明るさの性格特性に最も大きい判別力が示された。6 身体的要因では男女ともに類似した変数に高い判別力がみられ,10個の有効な予測因が精選された。男子は持久力,女子は身長に最も大きな判別力がみられた。附記 調査に際して中村学園大学の白木静枝助教授,佐賀大学の久永義裕助教授,福岡女子大学の篠崎俊子助手にとくにご協力頂いた。また九州大学健康科学センターの吉川和利助手には集計の一部をお願いした。併せて感謝の意を表します。なお,本稿は徳永を中心に計画・集計など行なったが執筆は橋本が担当した。
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KJ00000093138-00001 pdf 1.23 MB 159  

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登録日 2009.09.08
更新日 2018.06.12