<会議発表論文>
回転式破砕・混合による低品質地盤材料の粒度調整の効率化について
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概要 | 地球温暖化が主たる要因とされる気候変動によって,土砂災害は増加傾向にあるとの統計データが示されている。この10 年わが国では毎年のように豪雨に伴う甚大な地盤災害が広域的に発生している。結果として,土木構造物,特に,河川堤防や道路盛土など土工に関係した土構造物に与える外的要因としてのリスクは,近年高まっていることが指摘されている。このため,土工の質を高める上で,良質な土質材料の安定的な確保は極めて...重要である。しかし,現状では,安定的に良質の土質材料を持続可能なかたちで確保することは簡単ではなく,これまでの実務的な対応として,様々な種類の建設発生土を混合して使用したり,セメントや生石灰等改良材を加えたりして,土質材料を改良する方法が検討されて来ている。その手法のひとつに本研究で対象とする「回転式破砕・混合試験機(RCM)を用いた方法」がある。 本報では,既に広く現場で活用されているRCM の小型機を用いて,粒度の悪い土質材料の特性を土粒子破砕の励起によって改善させる効果について,実験的検討を行っている。さらに,土粒子の単粒子強さに着目し,RCM による土質材料の粒度分布の簡易な算定方法を提案し,その妥当性の検証を試みている。本研究は,将来的にはRCM の機能を活かして,実務的な粒度調整手法の効率化や高度化に繋げることをめざすものである。続きを見る |
目次 | 1.はじめに 2.使用した実験装置の概要 3.対象とした実験材料と実験方法 4.実験結果と考察 5.破砕後の粒度分布の予測法とその検証 6.破砕・混合装置内での特徴的な土粒子の動き 7.まとめ |
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登録日 | 2023.06.23 |
更新日 | 2023.06.23 |