<学術雑誌論文>
ワードプロセッサにおける音声入力実用化の条件

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概要 本論文では,音声入力を日本語ワードプロセッサの入力手段として実用化するための目安を主観評 価実験により検討した.入力者の主観評価と強い相関をもつ物理量(性能パラメータ)を推定し,音声認識技術の 開発上どの点に留意すべきかを考察した.そして,次のような結論を得た.
(1) 単音節音声入カ・リアルタイム応答では認識率95%は許容できるが80%は許容できない.
(2) また, 単音節音声入カ・応答時間1...秒では認識率100%でも許容できない.
(3) 文節音声入力は,音節認識率が75%になれば,キー入力より好ましいと評価されそうである.
(4) 従来は,「第1位候補認識率」の向上に主眼をおいていたが,今後の開発では,それ以上に「文章作成時 間」や「第n位候補認識率(認識結果の第n位までに正解が含まれる率)」や「言語処理後の認識率」にも注目す べきである.
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登録日 2021.04.14
更新日 2021.04.14

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