<紀要論文>
船の剥離渦 : Ⅱ
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概要 | 小型模型船および実船の船体から発生する剥離渦をフロービジュアリゼイションにより観測した.一般に直進時には船首および船尾の船底彎曲部付近で3次元剥離が起こり,そこから主流方向に軸を持つ渦糸が後方へ長くのびている.船尾付近にはこの他に死水を伴う剥離が独立に存在する場合が多い.斜航する場合には一定の角度以上では直進時の剥離渦が消えて,内側船側より1本の3次元剥離渦が後方へ流れ出る.スクリュープロペラの回...転に基づく流れも渦糸を形成して後方に長く尾を曳くが,船体からの剥離渦とは一般に無関係である.死水を伴わない3次元剥離渦はReynolds数にほとんど無関係であるが,死水を伴う剥離の方はReynolds数に敏感である.模型船と実船の流れとを比較した結果,Reynolds数10^8付近の実船の流れはReynolds数10^<3~4>の模型船の流れに酷似していることが明らかとなった.続きを見る |
目次 | §1緒言 §2実験装置と方法 §3実験結果 §4結言 |
詳細
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登録日 | 2022.01.18 |
更新日 | 2023.03.04 |