<図書>
ニッポンの負けじ魂 : 「パクス・ヤポニカ」と「軸の時代」の思想
ニッポン ノ マケジダマシイ : パクス ヤポニカ ト ジク ノ ジダイ ノ シソウ
責任表示 | 山折哲雄著 |
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シリーズ | 朝日選書 ; 890 |
データ種別 | 図書 |
出版情報 | 東京 : 朝日新聞出版 , 2012.8 |
本文言語 | 日本語 |
大きさ | 284p ; 19cm |
概要 | 日本が自信を失っている。外に向かう眼差しが揺れつづけ、おのれの内部を凝視する眼光に力がこもらない。まず、足元を凝視めることをはじめなければならない。そのとき、浮かび上がるのが「パクス・ヤポニカ」と「軸の時代」の思想である。平安時代350年と江戸時代250年という長き平和、「パクス・ヤポニカ」はなぜ可能だったのか。そして、法然、親鸞、道元、日蓮に代表される、「日本の軸の時代=13世紀の思想」とは何か...彼ら13世紀を代表するカリスマたちこそが、日本に独自の価値観をもたらし、自信と誇りを植えつけた。一見、「パクス・ヤポニカ」を否定するかに見える13世紀の軸の思想は、「パクス・ヤポニカ」の社会体制とのあいだに切断不能の連続的契機を抱えもっている。「パクス・ヤポニカ」と「軸の時代」の思想、この二つを凝視することによって、日本文明の強さが再び見えてくる。続きを見る |
目次 | 第1章 世界の軸、日本の軸(日本列島における「軸の時代」 十三世紀—辺境と湿潤その一 美意識の二重構造 十五世紀—辺境と湿潤その二 ほか) 第2章 日本の希望—パクス・ヤポニカ1(自然災害と「カント的」幻想 宇宙に飛ぶか、宇宙を夢見るか ほか) 第3章 日本の思想—パクス・ヤポニカ2(マイケル・サンデル「白熱教室」空騒ぎの巻 象徴天皇制の思想 ほか) 第4章 女たちのニッポン(日本)(山本周五郎著『小説 日本婦道記』の光景 『日本婦道記』、その後の風景) |
所蔵情報
状態 | 巻次 | 所蔵場所 | 請求記号 | 刷年 | 文庫名称 | 資料番号 | コメント | 予約・取寄 | 複写申込 | 自動書庫 |
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中央図 4A | 361.5/Y 42 | 2012 |
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010112012007467 |
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書誌詳細
別書名 | 異なりアクセスタイトル:ニッポンの負けじ魂 : パクス・ヤポニカと軸の時代の思想 |
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著者標目 | 山折, 哲雄(1931-) <ヤマオリ, テツオ> |
件 名 | BSH:宗教-日本 BSH:日本-歴史 |
分 類 | NDC8:162.1 NDC9:162.1 |
書誌ID | 1001484176 |
ISBN | 9784022599902 |
NCID | BB09904385 |
巻冊次 | ISBN:9784022599902 ; PRICE:1600円+税 |
登録日 | 2012.08.23 |
更新日 | 2012.08.23 |