<図書>
室町文化論考 : 文化史のなかの公武
ムロマチ ブンカ ロンコウ : ブンカシ ノ ナカ ノ コウブ
責任表示 | 川嶋將生著 |
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シリーズ | 叢書・歴史学研究 |
データ種別 | 図書 |
出版情報 | 東京 : 法政大学出版局 , 2008.10 |
本文言語 | 日本語 |
大きさ | xvi, 311, 9p ; 22cm |
概要 | 中世から近世への転換期であるとともに、その後の日本文化の形と実質を創出した室町時代—独自の多様な相貌をもち、拮抗する公武の関係のなかで生み出され、展開された室町文化を、武家儀礼故実の成立、丹波猿楽の盛衰、毘沙門天・地蔵や盂蘭盆会などの信仰と絵解き・説経などの語りの文化、戦国期の公家と将軍の活動、芸能興行地としての四条河原、さらに散所・河原者など被差別民の生活と芸能・文化の考証から、具体的に照らし出...。雅楽史の研究に資する伝明恵上人筆「護身法事」紙背文書の楽書、賀茂別雷神社騒擾の記録『南柯記』の翻刻を付す。続きを見る |
目次 | 第1部 公家と武家(室町期武家故実の成立 丹波猿楽の盛衰 室町時代の信仰と芸能 古筆需要の社会的背景 戦国期の公家と将軍—松殿忠顕を事例として 大覚寺義俊の活動 藤谷為賢小論—寛永文化期における一公家の活動 四条河原の歴史的環境 江戸時代前期における朝儀の復活—後七日御修法の再興をめぐって) 第2部 穢れと公武(散所研究と近江 絵図や古地図にみる中世の被差別民 移行期における河原者の動向—十六世紀後半から十七世紀前半にかけて 中世差別民研究とその課題—諸分野との関連のなかで) 第3部 史料の翻刻(伝明恵上人筆「護身法事」紙背文書の楽書 『南柯記』)続きを見る |
所蔵情報
状態 | 巻次 | 所蔵場所 | 請求記号 | 刷年 | 文庫名称 | 資料番号 | コメント | 予約・取寄 | 複写申込 | 自動書庫 |
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中央図 2A | 210.46/Ka 97 | 2008 |
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058112008060740 |
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