<紀要論文>
空気防波堤の研究に就いてⅥ : 深水に於ける気泡噴流に就いて
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概要 | 或深さに設置された多孔管から放出される気泡群は,上昇に伴つてその容積が増加してゆく.この様な場合の気泡噴流の研究は実際の空気防波堤に対して極めて重要である.然しながら,その理論的な取り扱いが困難であつたゝめに,今日までは容積変化を無視して自由熱対流の場合に比較して,それに関する W.Schmidt の理論計算の結果を利用していた. 容積不変の場合には,相似則の仮定のもとに,運動量及び気泡密度の拡散に...関する基礎偏微分方程式を常徽分方程式に帰することが出来る. Schmidt はこの基礎方程式を解いたのである. 容積変化を伴う場合にも,相似則の仮定を一般的形式で用うるならば,同じように基礎偏微分方程式を常微分方程式に帰著させるような一組の変数変換式が一義的に定められる.然もその結果得られる基礎方程式は容積不変に対するものと全く同じである.従つて Schmidt の計算結果を利用して,問題の吟味を行うことが出来る.続きを見る |
目次 | 1. 緒言 2. 容積不変の場合の気泡噴流 3. 容積変化を伴う気泡噴流 4. 拡散性能 5. 流速性能と能率 6. 渦動粘性 7. 結語 |
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登録日 | 2022.01.18 |
更新日 | 2023.03.04 |