実用ウルドゥ語会話初歩の初歩 : 現地赴任者のための［1996年3月版］ - 九大コレクション | 九州大学附属図書館

＜教材＞
実用ウルドゥ語会話初歩の初歩 : 現地赴任者のための［1996年3月版］

作成者	作成者名ペシャワール会 Peshawar-kai ペシャワールカイ
作成者	著者識別子 0000000382901920 作成者名中村, 哲 Nakamura, Tetsu ナカムラ, テツ所属機関所属機関名 PMS総院長・ペシャワール会現地代表
本文言語	日本語
出版者	ペシャワール会
発行日	1996-03
収録物名	［ワーカーのための教材］
アクセス権	open access
権利関係	著作権及びコンテンツの利用について
カテゴリ	その他
注記	［本文［序］より抜粋］特にペシャワールでは，満遍なく人々と意志の疎通をはかるには，．ウルドゥ語・ペルシァ語（ダリー語）・パシュトゥ語が必要で，わずか二三年で全てを習得するのは不可能といってよい。さらに加えてペシャワールでは，公文書などは英語が使用され，市民の母語ヒンドゥコ語やパンジャービー語，トルコ語，チトラール語なども話され，時には地元住民どうしでさえ通訳が要る状態である。ウルドゥ語は，文法的にはパシュトゥ語に近く，語彙はペルシァ語が多い国際語の一つで，一旦習得すれば他の言語理解も困難ではなくなる。パキスタンの大都市ではウルドゥ語学校もあるが，英語を介するので日本人ワーカーには不利である。ペシャワール会では，現地に赴くワーカーやボランティアのために，とりあえず「泥縄式」でも速やかに意志疎通できるよう配慮して，小冊子をまとめてみた。ウルドゥ語の教科書は最近日本でも少なくないが，独修は大変困難である。我々は「語学習得」よりも「意志疎通」に重点を置き，細かな文法的記述を大幅に省いて要点のみを記し，学習者が会話上理解しやすいように配慮した。従って，細かな点は他の入門書を参考に本冊子を活用してもらうとよい。先ず「話せるようになること」が主眼で，多少の文法的な誤りは目をつぶって編集している。集中すれば数週間で基本的会話が可能である。ウルドゥ語はパキスタンの共通語であるが，これを母語とするものは人口の数パーセントも満たず，地方によってかなり違いがあり，最近は英語からの借用も極めて多い。ペシャワールの一般庶民の間で話されるウルドゥ語（それが我々の目標でもある）の特徴は， ①敬語が少ないこと， ②命令調や荒い表現， ③ペルシァ語の語彙， ④単純な表現が多いことなどで，我々には覚えやすい。ことばが通じるという事は大変楽しいもので，たとえ拙いものであっても，現地の人々は親しさを特別に覚えるものである。本冊子を活用して早く現地になじみ，短期滞在の協力者でも「ペシャワール」がいっそう身近になることを祈ります。
	［資料説明］現地に赴任する日本人ワーカーのウルドゥ語学習のために、まとめられた小冊子。中村医師がすぐ使える実用例文を考案している。1990年代半ばまでは、とくに病院に新しく赴任したワーカーに中村医師がウルドゥ語講座を行っていた。他に、パシュトゥ語、コアリー語（チトラール方面の言語）の言語テキストも存在する。発音や例文は、中村医師の手本のあとについて復唱する形で教えられており、1997年に中村医師がこのテキストでウルドゥ語を教えている際に録音されたカセットテープが存在する。
	29.7×21㎝、34枚
目次	［序］ Ⅰ.発音 Ⅱ.名詞・代名詞 Ⅲ.動詞 ho-na- IV.普通動詞 Ⅴ.疑問詞・関係代名詞 VI.助動詞・数・命令形

本文ファイル

ファイル	ファイルタイプ	サイズ	閲覧回数	説明
4488435	pdf	2.13 MB	962

詳細

出版タイプ	Version of Record
レコードID	4488435
主題	中村哲--教材
主題	中村哲--活動資料
登録日	2021.09.16
更新日	2023.02.14