<その他>
梅崎春生
ヨミ | |
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編者 | |
データベース名 | |
人物詳細 | |
関連情報 |
詳細
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権利情報 | |
登録日 | 2013.08.16 |
更新日 | 2020.10.26 |
ヨミ |
ウメザキ ハルオ
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編者 |
花田, 俊典
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スカラベの会
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データベース名 | |
人物詳細 |
1915(大正4)年2月15日、福岡市簣子町の生まれ。小説家。生後まもなく市内の荒戸町に転居。6人兄弟の次男。「父建吉郎は陸軍士官学校十六期出身の歩兵少佐。母貞子は裕福な町家の出。家庭はしつけのきびしい中産階級の雰囲気だったという。兄弟は男ばかりの六人。兄光生は作家・哲学者。三男忠生は「狂い凧」のモデルといい、応召中に蒙古で終戦直前に自殺。四男栄幸は新聞記者。五男信義は観世流の能楽師。六男健は運送業に従事」(『梅崎春生全集』別巻、沖積舎、昭63・11付載「年譜」)。生家はまもなく市内荒戸町に引っ越した。父親は大正13年、歩兵少佐で退職し、昭和13年没。母親は夫の死後、謡と仕舞の師匠をして下の子3人を育てた。戦争中は謡の生徒だった福岡市近郊の津屋崎町宮地嶽神社の宮司・浄見家の離れに疎開。春生も敗戦後、桜島からこの疎開先の仮寓に復員した。昭和20年9月、上京。その後、「桜島」でデビュー。昭和30年、「ボロ家の春秋」で第 32回直木賞を受賞。40年7月19日、肝硬変のため東大病院で死去。享年50歳(満年齢)。遺作『幻化』(昭40)で毎日出版文化賞受賞。〈著書〉『梅崎春生全集』全7巻(新潮社、昭41.10-42.11)『梅崎春生全集』全7巻別巻1(沖積舎、昭59.4-63-10)
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関連情報 |
レコードID |
441607
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権利情報 |
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登録日 | 2013.08.16 |
更新日 | 2020.10.26 |