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概要 |
英語において、文主語、話題要素として文頭に転移された節、発話様態動詞の補文節では補文標識thatの省略が許されない。このような補文標識thatの省略不可能性に対して、Stowell(1981)は空範疇の原理に則った説明を提案している。しかしながら、空範疇の原理は近年の最小主義統語論において廃棄されるべき概念であり、従って、that省略不可能性もそれを仮定せずに説明されることが求められる。Peset...sky and Torrego(2001)は素性寿命(Feature Lifespan)を提案することでStowell(1981)が取り扱った三つの従属節のうち文主語におけるthat省略不可能性を説明しているが、本稿はこの仮説に加えて素性調和(Feature Unison)を仮定することで残り二つの従属節の補文標識thatが示す省略不可能性を導く。これにより、補文標識thatの省略に対して最小主義統語論の枠組みに従った統一的な説明を与えることが可能となる。続きを見る
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目次 |
1. Introduction 2. Hypotheses and assumptions 3. That-omission and Feature Unison 4. Conclusion
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