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情報通信技術革新のインパクト

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概要 パソコンとインターネットに象徴される情報処理技術と通信技術の総体を,情報通信技術(ICT:Information and Communications Technology) と定義すれば,その技術開発の歴史は1950年代にまで遡ることができる。しかし,経営史が専門のChandler(2000)が, 20世紀最後の10年(=1990年代)を工業の時代(Industrial Age)から情報の時代(...Information Age) への転換期と位置づけたことからも窺えるように,その技術進歩と急速な一殻への普及が現実の経済社会に大きく影響を及ほし始めたのは, 1990年代に入ってからのことである。ICTの進歩と急速な普及は,今Eの地域経済が直面している重要な環境変化のひとつといえるだろう。1990年代以降のICTの特徴をひとことで表現すれば,それ以前は大量のデータを計算するための「情報処理マシン」だったものが,オープンなネットワーク環境の下で「コミュニケーション・ツール」へと進化したことである。この時期にICTへの積極的な投資を続けた米国では,生産性,景筑循環,雇用などの動向に,その影響が典型的に現れたが, ICT革新のインパクトは,こうした現象面にとどまらない。その影響を掘り下げて検討すると,分業と比較優位のメカニズムに作用して,金業組織のマネージメントや制震としての市場のあり方など,経済の基本講造にまで深く友んでくる。地域経済の課題と持金を考える擦には,こうしたICTの影響を視野に入れることが重要だと考えられる。そこで本章では,ICT革新のインパクトを包括的に理解すべく,まず第2節で現象面に目を向け,1990年代の米国経済を対象に,生産性,雇用,バブルの面からICT革新の光と影を分析する。続く第3節では構造面に焦点を当て,ICT革新が分業,企業組織制度としての市場に影響していくメカニズムを取引費用の枠組みに基づいて考察する。これらを踏まえて,第4節で地域経済に対するインプリケーシションを検討していく。続きを見る

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登録日 2012.02.04
更新日 2020.10.26

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