<紀要論文>
マルクス主義フェミニズムの可能性 : 階級とジェンダーとの関わりから
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概要 | 本稿では「1.家庭での無償の再生産労働は、とりわけなぜ女性に配当されるのか2.労働市場で女性はなぜ不利な立場におかれる傾向があるのか」という問いを提起し、問いの解明を「階級とジェンダー」の視点を交えながら模索する。問題を解明するための方法として、本稿の問いに特に関わりがあると思われる「マルクス主義フェミニズム理論」(社会主義婦人解放論、前期ならびに後期マルクス主義フェミニズム理論)と、マルクス主義...フェミニズム理論に少なからず影響を及ぼした「ラディカルフェミニズム理論」とを取り上げる。これらの理論を吟味した上で、特に、後期マルクス主義フェミニズムの理論がこの問いの解明に最も有効な理論であるということを指摘する。さらに、外国人労働者の受け入れ等、今後変化しつつある労働市場において、女性の立場を説明する理論としてのマルクス主義フェミニズムの可能性についても触れたい。続きを見る |
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KJ00000050572-00001 | 1.10 MB | 9,164 |
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登録日 | 2009.09.14 |
更新日 | 2020.10.09 |