<会議発表論文>
ブルームフィルタを用いた高速RFID識別方式

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概要 RFID は近年注目を浴びる自動認識技術であるが、第三者がユーザの行動を無断で追跡できてしまうというプライバシ問題が指摘されている。この問題に対し、大久保らによってハッシュチェイン方式が提案されたが、1 回の識別に要する時間が多い、もしくは大量のメモリが必要という課題があった。本稿では、事前計算した出力リストをブルームフィルタを用いて圧縮しておくことにより、少量のメモリ使用でハッシュチェイン方式の...識別を高速化する手法を提案する。
As pervasive computing environments become popular, RFID tags are introduced into our daily life. However, there exists a privacy problem that an adversary can trace users’ behavior by linking the tag’s ID. Although a hash chain scheme can solve this privacy problem, the scheme needs a long identification time or a large amount of memory. In this paper, we propose an efficient identification scheme using Bloom filters. Our scheme provides a high-speed identification with a small amount of memory by storing pre-calculated results in Bloom filters.
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登録日 2009.04.22
更新日 2020.11.02

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