<紀要論文>
Questionnaires and Diagnostic Methods for Athlete's Psychological Competitive Abilities and Psychological States Before and During Competition

作成者
本文言語
出版者
発行日
収録物名
開始ページ
終了ページ
出版タイプ
アクセス権
JaLC DOI
関連DOI
関連URI
関連情報
概要 The author had developed the Diagnostic Inventory for Psychological Competitive Ability (DIPCA. 2, for junior high school students - adults) to determine the mental strength of athletes, the Diagnost...ic Inventory of Psychological State Before Competition (DIPS-B. 1) and the Diagnostic Inventory of Psychological State During Competition (DIPS-D. 2). Questionnaires and diagnostic methods are as follows:
心理的競技能力診断検査,試合前の心理状態診断検 査及び試合中の心理状態診断検査の調査表と診断法スポーツ選手の心理的特徴を診断するために「特性」 をみる「心理的競技能力診断検査」を開発した。また,「状態」をみる「試合前の心理状態診断検査」及び「試 合中の心理状態診断検査」も作成した。これらの3つの検査法の調査表と診断法を紹介した。今後,これら の3つの診断検査を状況に応じて有効に利用することにより,スポーツ選手の心理面の強化に役立つものと考えられる。それぞれの特徴は以下のとおりである。 1.心理的競技能力診断検査(DIPCA.2,Diagnositic Inventory of Psychological Competitive Abitity for Athletes) 特色:スポーツ選手の一般的な心理的傾向としての心理的競技能力(通称,精神力)を12の内容(忍耐力,闘争心,自己実現意欲,勝利 意欲,リラックス能力,集中力,自己コントロール能力,自身,決断力,予測力,判断力,協調性)に分けて診断する。スポーツ選手としての心理面の長所・短所を診断できる。メンタル強化の第1歩となる。検査方法:スポーツの試合場面について52個の質問を順々に読み,回答欄に答えを記入する。 検査対象:中学・高校・大学・社会人のスポーツ選手 検査時間:約15分間 2.試合前の心理状態診断検査(DIPS-B.1,Diagnositic Inventory of Psychological State Before Competition) 特色:試合前の心理的な状態を診断することができる。とくに試合に向けて十分な心理的準備(忍耐度,闘争心,勝利意欲,自己実現 欲,リラックス度,集中度,自信,作戦思考度,協調度)が,できているかをチェックし,心理的コンディショニングを指導できる。 検査方法:試合前1か月位から1〜2日前までの期間に,試合についての気持ちを20個の質問でチェックする。 検査対象:中学・高校・大学・社会人のスポーツ選手 検査時間:5〜10分 3.試合中の心理状態診断検査(DIPS-D.2,Diagnositic Inventory of Psychological State During Competition) 特色:望ましい心理状態で試合ができたかどうかを,試合終了後にチェックする。また,目標の達成度,実力発揮度の自己評価を調査 する。常に望ましい心理状態で試合ができ,実力発揮度が高くなり,その確率が安定するように指導できる。 検査方法:試合終了後に試合中の心理状態について10個の質問に答える。検査対象:中学・高校・大学・社会人のスポーツ選手 検査時間:約5分間
続きを見る

本文ファイル

pdf 021_p107 pdf 486 KB 234  

詳細

レコードID
査読有無
地域
主題
ISSN
NCID
タイプ
時代・年代
登録日 2009.09.08
更新日 2022.05.12

この資料を見た人はこんな資料も見ています