<紀要論文>
端板を持った円柱の後流渦について

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概要 円柱に端板をつけた場合,この端板の存在により,後流禍の発生の様子,および発生周期などが二次元流れの楊合とどんな変化があるか,また発生した後流禍がどのようなつながり状態で流れ去るか,などを水槽および風胴実験で観測した。
端板をつけた場合でも,後流禍の発生周期は二次元流れの場合と等しく,しかも主流部から端板面まで直線状の渦管として同時に円柱から剥離することが認められた。また発生する渦の強さは端板に近くな...るほど弱くなることが認められた。
更に剥離した渦管は,端板近傍の速度勾配によるShear flow層内で,端板面から消散を始め,Shearing Stressのおよばない層まで充分に消散が進んだ状態で,端をもった渦管として安定に流れて行くことが認められた。
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目次 1. 序
2. 実験装置・方法について
3. 結果
4. 結び

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登録日 2023.03.01
更新日 2023.03.04

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