<紀要論文>
発達障害児の母親における生活問題処理プロセス : 専門機関群の検討をもとに
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概要 | 本研究の目的は、発達障害児の母親の専門機関群を通した生活問題の解決・処理過程を検討することにあった。森岡清志の都市的生活構造論に基づき、母親の生活問題解決処理のプロセスとして、専門機関群の実態とその整序化過程について考察した。分析は、2地域における発達障害者支援センターの職員を対象とする調査データをもとに行った。本研究の結果として以下の3点が明らかになった。第1に家族に対する専門サービスについては...、支援実績のデータからは一定程度の提供が行われていることが明らかになった。しかしサービス量が不足している問題やサービスの質の問題もみられることがわかった。またサービスの質、量ともに、地域差があることが明らかとなった。第2に障害児の母親がどのように社会財の整序化を行っているのか、という点については、積極的にサービスを利用する母親と、サービス利用に消極的な母親がいることがわかった。第3に地域における専門機関サービスの多寡が母親の社会財の整序化過程に影響していることが示唆される結果となった。続きを見る |
目次 | 1 研究の目的 2 研究方法 3 発達障害者支援センターにおける支援の実績 4 家族に対する専門サービスに関する評価 5 母親の専門機関群の整序化プロセス 6 考察 |
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登録日 | 2022.03.17 |
更新日 | 2022.03.17 |