<会議発表論文>
リーマンゼータ関数の臨界領域内等差数列における値の分布

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概要 リーマンゼータ関数ζ(s) の非自明な零点は全て臨界領域0 < Re(s) < 1 にあるが、実際は全て臨界線Re(s) = 1/2 上にあると予想されている(リーマン予想と通称)。ζ(s) は臨界領域の右半分1/2 < Re(s) < 1 において普遍性を持ち、その値分布は複素平面内で稠密である。普遍性は臨界線の反対側では成立しないが、値分布の稠密さはそうであると限らない。リーマン予想が成り立て...ば、ζ(s) が0 < Re(s) < 1/2 において稠密でないことは示された。この問題を少し具体化し、ζ(s) の縦の等差数列上の値がC 上任意の集合に含まれるかどうかに弱めれば、無条件に成り立つ答えが得れる。等差数列は最もシンプルな規則正しい数列であることから、ζ(s) は臨界領域内における激しい振る舞いを改めて解釈したい。また、ζ(s) の縦の等差数列における単射性も調べたい。続きを見る

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登録日 2021.08.25
更新日 2024.12.02

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