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概要 |
われわれはこれまで住民を対象とした精神障害者に対する意識調査を実施してきた。その結果、自由回答の中に今後の啓発活動のあり方を考える上で示唆に富む記述が数多く見られたので、ここではそれらに焦点をあて分析した。N県K保健所及びG保健所管内に居住し、啓発活動の主たる対象者3, 286名に各々無記名のアンケート調査を行い2, 134名から回答を得た。このうち自由回答の記入者は500名であった。肯定的な方向...に意識が変化する契機として、誰もが病気になる可能性があるという認識と実際のふれあい体験が重要なことが確認できた。次に、精神障害者を排除の対象として構築する推論のプロセスには、具体的な相互行為を経ない場合(例 : マスメディアによる事件報道)と実際に何らかの関わりを経験した場合(例 : 迷惑・暴力的行為、奇異な外見・行動などに日常生活の中で接した体験)があった。しかし、何らかの一歩踏み込んだやりとりがある場合は、意識は大きく変わる可能性が示唆された。従って本人の長所や短所の両面が分かるまでのつきあいをしているかどうかが大切だと考えられる。続きを見る
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目次 |
1.はじめに 2.方 法 3.結果及び考察 (1)肯定的な意識 (2)否定的な意識 (3)そ の他
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