<紀要論文>
リーダーシップと性格に関する実証的研究 : リーダーシップ・トレーニングとのかかわりを中心に

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概要 In this paper, we analyzed the relationship between leadership and personality traits. We also examined the effects of personality traits on the improvement of leadership for those who participated in... the leadership training. The main results were as follows. 1. Generally, leaders in the workplaces have the tendency of being emotionally stable and assertive. 2. No consistent relationship was found between their leadership pattern and their personality traits. 3. Concerning the section chief, it was found that there were positive correlations between P behavior and nervousness, and lack of cooperativeness, whereas negative correlations were found between general activity, and leadership taking. 4. No factor which has clear effects on the improvement of leadership was found.
本研究では行動としてのリーダーシップと個人的特性としての性格との関係を分析を行った。 あわせてそうした性格特性とリーダーシップの変容を目的としたトレーニングにおける参加者のリーダーシップの変化との関係についても検討した。 以下のような結果が見いだされた。 (1)一般的に職場リーダーは、安定積極型の性格を持つ傾向が見られた。(2)リーダーシップ・トレーニング実施前の管理監督者のリーダーシップとその性格特性との間には、一貫した相関関係は見いだされなかった。 (3)当直課長では、P得点と「神経質」との問に正の相関、「非協調性」との問に正の相関の傾向、M得点との問に「情緒不安定」と正の相関が「活動性」の間に負の相関、「主導権」との間には負の相関の傾向が見出された。(4)リーダーシップ・トレーニング後のリーダーシップの向上に寄与する性格因子は明確には認められなかった。
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登録日 2010.05.18
更新日 2020.12.09

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