<紀要論文>
「この世に恨みのこることもはべらず」 : 「若菜」以後の朱雀院 (一)

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目次 はじめに
一 弘徽殿大后の死
二 「この世に恨みのこることもはべらず」
三 「年ごろ事にふれて、その恨みのこしたまへる気色をなん漏らしたまはぬ」
四 「片生ひならむことをば見隠し教へきこえつべからむ人のうしろやすからむに、預けきこえばや」
五 「さるべき人の心にゆるしおきたるままにて世の中を過ぐす」
六 「げにさることなり。いとよくおぼしのたまはせたり」
七 「いづ方につけても、この姫宮、おしなべての際には、よもおはせじを」
八 「ただこの幼き宮にひかされて」
九 「おほいまうちぎみに先ぜられて、ねたくおぼえはべる」
一〇 「かの紫のゆかり尋ねとりたまへりしをりおぼし出づるに」
一一 「尋ねたまふべきゆゑもやあらむとぞ」
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登録日 2020.03.19
更新日 2020.09.28

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