<テクニカルレポート>
プラズマ境界力学実験装置QUESTにおける冷却水監視システムの再構築

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概要 高温プラズマ力学研究センターのプラズマ境界力学実験装置QUESTは、真空容器周囲の各種コイルに大電流を流し磁場を発生させ、プラズマを閉じ込め様々な実験を行っている。電流が流れることにより発生する熱を取り除くため、コイルには冷却水が流れている。実験を行うにあたり、冷却水が必要量(規定値)流れているか、長時間のプラズマ維持実験を行う場合には、冷却水温度が規定値以上に達していないかなど、コイル保護のため...冷却水の状態監視は非常に大切である。QUESTにおいて冷却水状態の監視に用いている冷却水監視システムは、以前の実験装置である小型PWI実験装置において使用するために続発したもの[1]を、画面表示などの一部をQUEST用に修正したものである。現在はコイル以外に、コイル電源給電部(ブスバー)、電源ケーブルの冷却水状態の監視も行っている。今後、さらに冷却水状態の監視が必要な対象が増加すると予想されるため、今回、冷却水監視システムの信号変換装置を増設し、監視可能な冷却水状態信号の取り込み数を増やした。また、冷却水異常が何時から検出されたかなどの履涯を残すログ機能追加の要望もあり、冷却水監視システムの既存機能の見直しを行い、現在のシステムより更に利便性が良くなるようにした。ログ機能の他、冷却水状態信号データ保存機能、各信号設定条件保存機能の追加を行い、プログラムに大幅な変更を加えた。今回の冷却水監視システム再構築について報告する。続きを見る
目次 1 .はじめに
2. 冷却水監視システム構成
3. 今まで利用していた旧冷却水監視システム
3・1.旧冷却水質複システムの画面と機能
3・2. システムプログラム構成および処理
4. 今回再開発を行った新冷却水監視システム
4・1.新機能と新しい画面
4・2. システムプログラム構成
5. まとめ

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登録日 2018.12.05
更新日 2018.12.06

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