<学術雑誌論文>
子どもの育ちの過程を通した保育における生活体験の意義に関する考察 : 如水保育園における卒園10年後の子どもの記述を手がかりに

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概要 本研究は、如水保育園における卒園文集を手がかりに、生活体験が子どもの育ちにどのような教育的意義を有するかについて考察するものである。本稿では、卒園後10年が経過した子どもの記述から、保育園での生活体験が彼らにどのように記憶・定着・再構成しているかに着目する。研究の方法としては、如水保育園において卒園文集に掲載される卒園後10年を経過した子どもが保育園・保育者に宛てた感想である「10年前の卒園生のメ...ッセージ―如水保育園時代の思い出&メッセージ」をもとに、幼児期の子どもに対する生活体験の意義についての読み取りを試みた。本研究の成果として、①子どもは環境や体験自体が有する魅力に加え、体験を取り巻く外在的な要因の介在によって想起した自己の感情と併存して記憶する、②生活体験は、幼児の主体性に基づいた無意図的な体験を前提とするものの、生活の積み重ねによる日常性を基盤として、子どもの自身の主体性と他者の教育的意図の相反した性質が共存して構成された教育的営為として理解できる、③体験当時は成功だけでなく失敗や挫折といった感情・経験を併せ持つものの、年月を経て記憶は自己の中で再構成され意味づけが変容するの3点が提起された。続きを見る
目次 1. 研究の目的と方法
2. 生活体験学習研究における幼児教育・保育・子育て
3. 如水保育園における「10年後の卒園生のメッセージ」にみる保育と生活体験
4. 幼児期の子どもにおける生活体験の意義

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登録日 2018.06.25
更新日 2021.03.12

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