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動的ネットワーク拠点としての不動産経営:インフォメーション・エコノミーからの考察

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概要 本稿では、情報流通やマッチング機能の革新などで注目されている不動 産テックについて、インフォメーション・エコノミーの観点から考察する。不動産テックを「情報化のグローパル化」に伴う「モノと人のモピリティ増大」とL寸文脈で捉えると、単に不動産の情報化が技術的に一段階進んだ現象ではなく、従来の業界の仕組みに「揺らぎ」をもたらす動きといえる。それを象徴するのがシェアリングエコノミーやギグエコノミーの浸透で...あり、質的にも量的にも不動産市場参加者のすそ野を圧倒的に広げ、需要と供給の両面から市場のフラグメンテーション化(断片化)を起こしている。その結果、資金調達、開発、販売、仲介、管理といった不動産サプライチェーンの各段階において、組み合わせ可能な選択肢が爆発的に広がり、あらゆる不動産を「動的ネットワーク空間のノード(結び目)」と位置づけ、そこに様々な付随サービスをコーディネー卜する役割が重要性を高めている。こうした環境では、情報力に競争優位の軸足が移るため、圧倒的な情報収集力と解析力を備えた異業種からの有力な参入も起きている。空間(スペース)を提供するビジネスで、これまで座標の中心に位置していた不動産業界には「暗黙の了解」を打破する斬新な発想が求められる。続きを見る

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登録日 2018.06.13
更新日 2020.09.14

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