<紀要論文>
日中会話におけるポライトネス・ストラテジー
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概要 | 本稿はBrown & Levinson(1987)のポライトネス理論に基づいて、異なる言語体系や文化を背景とする日中両言語における実際の会話資料を用いて、より円満なコミュニケーションを行なうために、様々なポライトネス・ストラテジーがどのように使用されているのかを分析していく。Brown & Levinson(1987)は、ポジティブ・ポライトネスを3カテゴリ-、ネガティブ・ポライトネスを5カテゴリ...-に分類しているが、本稿では日本語と中国語の実際の会話において夫々のカテゴリーがどのような分布状況を見せるかを調べた後、詳しい談話分析を行った。その結果、日中両言語のポライトネスにおける最大の相違は、ネガティブ・ポライトネスに対する使用上の認識の違いであることがわかった。さらに、談話分析を行うことによって、ネガティブ・ポライトネスを表現する言語体系およびその体系に対する認識の相違が、両言語におけるポライトネスに対する意識と敬意を示すやり方に最も大きな影響を与えていることが分かった。続きを見る |
目次 | 1. はじめに 2. データ 3. ポジティブ・ポライトネスとネガティブ・ポライトネスの分布状況と分析 4. 会話分析 5. 終わりに |
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登録日 | 2012.08.16 |
更新日 | 2023.11.01 |