<紀要論文>
看護の立場からみた神経性食思不振症患者の無断離院及び自殺企図に関する研究
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概要 | 約1年半の期間に退院した神経性食思不振症(AN)の症例47例中、問題のみられた17例を対象として選び、AN患者の無断離院と自殺企図の原因や実態を調査した。その主要な結果は次の通りである。1. 17例中15例は女子で、年齢構成は15歳から28歳で、平均21.7歳であった。2. 17例中無断離院9例、無断離院と自殺企図4例、自殺企図2例がみられた。3. 問題行動を起こした患者群は、食行動のタイプとして...、過食あるいは過食・嘔吐を呈する者が、少食や節食例より圧倒的に多く(17例中12例)認められた。4. 無断離院と自殺企図の共通な原因(誘因)として、「入院治療を続けたくない」と「もうどうなってもよい」がみられた。5. AN患者は、入院治療の動機づけが困難であるだけに、医療従事者間の情報交換を密にし、看護婦は患者の気持ちを和らげるよう努めることが、離院や自殺企図を予防する上で重要であることが示唆された。続きを見る |
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KJ00000075065-00001 | 660 KB | 917 |
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登録日 | 2010.06.28 |
更新日 | 2020.10.07 |