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＜テクニカルレポート＞
船舶に搭載したレンズ風車の省エネ効果調査にかかる風洞実験
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| 概要 | 九州大学応用力学研究所風工学分野では、従来から、エコシップと総称される船舶の高効率航行について研究を行なってきた。他方では、風力エネルギーの有効利用を目的として高効率のレンズ風車開発を進めている。そこで、両者を組み合わせたレンズ風車搭載船を構想し、その省エネ効果を調査することになった。追い風時において、船舶上のレンズ風車は発電エネルギーをもたらし、さらに帆のように風圧抵抗を推進エネルギーに変える効...果を持つ。向かい風時には、相対風速が増すことにより発電量は増加するが、風圧抵抗が推進を妨げるという逆効果を生じる。風向に対する船体回頭角を変化させ、風車出力と風圧抵抗を詳細に調査することで、レンズ風車を搭載することの総合的な省エネ効果を知ることができる。本稿では、レンズ風車搭載船の省エネ効果を調査するために行なった風洞実験について紹介する。続きを見る |
| 目次 | 1.はじめに 2.風洞実験 3.実験結果 4.まとめ |
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| 登録日 | 2016.12.06 |
| 更新日 | 2018.09.13 |