<会議発表論文>
端末フィンガープリント情報を用いた鍵乱用を防止可能なハイブリッド暗号化方式

作成者
本文言語
発行日
収録物名
開始ページ
出版タイプ
アクセス権
概要 インターネットにおいて,デジタルコンテンツの違法な利用の問題が多発している. この問題を解決するため,多くの暗号化方式が提案された. しかし,秘密鍵のコピーや転送などの漏洩を防ぐことが困難であるため,解決には至っていない. すなわち,秘密鍵の不正利用 (鍵乱用) の問題が依然としてある. 本論文では,端末フィンガープリント情報を用いた鍵乱用を防止できるハイブリッド暗号方式を提案する. この方式は,...入手や変更ができないと仮定した端末のフィンガープリント情報を利用して再暗号化鍵を生成することから,たとえ利用者が秘密鍵を漏洩させた場合であっても,その秘密鍵は再暗号化鍵を生成した端末以外では動作しないことを保証できる.
Internet services raise an issue of illegal copying and distribution of digital contents. A lot of public key encryption schemes solve this issue. However, the secret key is not completely protected i.e. these kinds of encryption methods do not prevent illegal copying and distribution of secret keys. In this paper, we propose a key-misuse-resistant hybrid encryption scheme using terminal fingerprint. Since the terminal fingerprint is assumed to be unchangeable and unknowable, we ensure that our secret keys are valid in the terminal where such secret keys were created.
続きを見る

本文ファイル

pdf css2015-chen pdf 340 KB 421  

詳細

レコードID
査読有無
主題
注記
登録日 2016.07.29
更新日 2020.11.17

この資料を見た人はこんな資料も見ています