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概要 |
「キャリア教育」とは「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通してキャリア発達を促す教育」(2011年:中央教育審議会答申)である。本論文では、学校教育のはざまで「ドロップアウト」していく定時制課程の生徒に注目することにより、「社会的・職業的自立」に先立つ自己形成に向けた諸課題を明らかにする。2011年から2年間、Y高等学校(定時制課程)は、国立教育政策研究所...「教育課程研究指定校」を受け、「生徒理解を深め、生徒の自尊感情を育み、社会自立及び社会貢献できる人材の育成」に取り組んだ。研究事業は「自尊感情及びコミュニケーション能力の向上」という目的に基づき、「授業改善・創造(教科横断)」と「行事との連携」という2つの取り組みで進められたが、特に自分自身の体験や過去を見つめ振り返ることで自分の考え方、生き方を整理する機会となる「生活体験作文発表大会」を通じた働きかけが重要であった。その教育的意義を中心に考察を行う。続きを見る
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目次 |
1.「生きる力」とキャリア教育 2.高等学校定時制課程の現状と課題 3.熊本県立Y高等学校におけるキャリア教育の取組み
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