<紀要論文>
地域公共交通政策における自治体の役割と助成制度に関する研究 : ドイツ・フライブルクの事例報告
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概要 | ドイツにおける地域公共交通政策は地方主体の政策決定、手厚い公的財政支援制度、運輸連合による事業の一体的運営といった点に特徴がある。フライブルクの地域(環境)定期券やまちづくりと一体となった地域公共交通の諸施策は、このような交通政策に関わる意思決定システムと公的セクターの果たす役割に負うところが大きい。連邦制のドイツとは国の成り立ちに大きな違いがあるとはいえ、日本における今後の交通政策に参考となる点...を具体的な提言の形でまとめると、次の3点に集約できる。第1は、自治体の責任の明確化と権限・財源の移譲、第2は公営企業による事業運営の見直し、第3は公的助成制度の抜本的な見直しである。いずれも実現するには法律や予算制度の改正が必要なだけでなく、制度の根幹にある考え方にまで遡って見直すこととなり、そのままの形で自治体への政策提言とはならないが、方向性を明らかにすることによって、地域での取組みが今後の地域公共交通政策のモデルとなりうると考える。続きを見る |
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登録日 | 2015.02.16 |
更新日 | 2020.10.07 |