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概要 |
本研究の目的は、カンボジアの教育環境があまり恵まれていない村の子ども達と比較的教育環境や文化的刺激に恵まれている首都プノンペンの子ども達の生活と意識について調査し、比較・検討することである。対象は小学校の5・6年生で、村の子ども93名、都会の子ども113名の計206名である。質問紙は、①生活リズム、②手伝い、③学校に対する気持ち、④先生や親に対する尊敬意識、⑤幸せ感など、基本的生活習慣や意識を問う...質問、13項目で構成されている。結果として、都会の子も村の子も、①比較的睡眠時間が長い、②よく手伝いをしている、③学校がとても好きである、④父親や先生を非常に尊敬している、⑤幸せ感が高い、⑥自尊感情の低い子が少なくないなど、ほとんど同じ実態であることが明らかになった。しかし、その一方、⑦なりたい職業では、村の子より都会の子のほうが職業選択の幅が広いこと、また⑧「神様・(仏様)への3つの願い」では、村の子どもでは、家族についての願いが多いのに対し、都会の子どもでは「家族」以外に個人的な「携帯電話が欲しい」の願いもあることが分かった。続きを見る
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目次 |
1.はじめに 2.調査方法 3.結果と考察 4.おわりに
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