<紀要論文>
臨床応用を目指す循環器系の血流シミュレーション

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概要 循環器系の血流シミュレーションは、近年臨床応用を目的とする予測医学(Predictive Medicine)のための有用なツールとして重要視されつつある。予測医学とは、超音波やMR (核磁気共鳴装置)やCTなどの高度な医療機器で得られる医用画像を利用して、計算機上に生体の構造と機能について、厳密な力学モデルをつくりあげ、大規模な方程式を解き、得られる結果を可視化することによって、疾病や障害の過程を...目に見える形で捕らえ、高度な診断のための基礎を提供したり、新しい治療手段の開発あるいはその適用の可否の事前の判断などを、患者に負担をかけることなく計算機上で実行することができるようなものである。臨床応用としては、シミュレーションを用いた心臓血管系疾患別データーベースによる診断支援(CAD : Computation-Aided Diagnosis)とシミュレーションによる外科手術前オペ計画及び手術後経過の予測支援(CAS : Computation-Aided Surgery)との2つの方向が考えられる。このような斬新なパラドームを実現させるための土台として、ヒトの解剖学的及び生理学的な個人差を考慮した患者個別情報を用いた血流シミュレーション、いわゆるpatient-specific simulation of hemodynamicsを施す総合的なシステムは要求される。本論文では、理化学研究所の計算生体力学プロジェクトで開発中している臨床応用のための心臓血管系血流動態の統合的計算システム(PASS : PAtient-Specific Simulator for cardiovascular system)について紹介する。続きを見る
目次 1.はじめに 2.診断支援(CAD)と外科手術支援(CAS) 3.患者個別計算生体力学モデル 4.結言

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登録日 2014.11.06
更新日 2015.12.07

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