<紀要論文>
プリンスメロンの栄養生理に関する研究 (4) : 黄色果の栄養生理

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概要 プリンスメロンの果実は成熟期になると緑色から淡黄白色に変色してマクワ臭を発してくる。 しかし,成熟の早期に果実が黄変すると糖度が高まらず,外観上からも品質の上からも商品価値 が著しく低下すると言われている。  プリンスメロンの果実の黄変については,栽培者間で,1.早くから果実を着果させ,草勢が 弱まった場合とか,2.病害虫の被害により,葉が枯れ込んだ場合,3.砂質の土壌で肥料が不 足したり,極端な...乾燥が続いた際などに多発することが認められている。  本報告は,果皮が淡黄白色の商品性の高いものと,黄変したものを選出し,両者の糖度をHP LC法と屈折糖度計により測定,比較した。その結果,黄色果は対応する無変色果より蔗糖含量 が著しく低く,果糖,ぶどう糖でも同様に低かった。さらに,黄色果の無機養分含量の測定結果 では,N及びKの含量が無変色果に比べて低い傾向が認められ,P,Mg,Caの3元素では, その差がはっきりしなかった。また,HPLCによる全糖含量と屈折糖度計の示度は高い相関関 係を示した。続きを見る

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登録日 2009.04.22
更新日 2017.11.22

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