<その他>
吉屋信子
ヨミ | |
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編者 | |
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人物詳細 | |
関連情報 |
詳細
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権利情報 | |
登録日 | 2013.08.16 |
更新日 | 2020.10.26 |
ヨミ |
ヨシヤ ノブコ
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編者 |
花田, 俊典
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スカラベの会
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データベース名 | |
人物詳細 |
1896(明治29)年1月12日、新潟県の生まれ。小説家。父祖の地は山口県萩市。栃木高女卒業。14歳の時、雑誌「少女界」の懸賞小説に応募して1等になる。20歳の時「少女画報」に『花物語』の連載を始めていた。大正9年、大阪朝日新聞の懸賞小説に「地の果てまで」が当選。同新聞に連載の「海の極みまで」によって作家的地位を確立。以後、女流大衆作家の第一人者と謳われる。大13~15年、東京馬込(現・大森北4-21)あたりに住む。同地に住んでいた宇野千代と親しく往来した。昭和26年、「婦人公論」2月号の短篇「鬼火」によって、第4回女流文学者会賞受賞。同6月、毎日新聞連載の「安宅家の人々」の取材のために父祖の郷里、山口県萩市に旅立つ。昭48年7月11日死去、享年77歳。墓所は鎌倉の清浄泉寺。遺言により土地・蔵書など鎌倉市に寄贈。旧吉屋信子邸(吉屋信子記念館)は、5月と11月の上旬の3日間一般公開されている。〈著書〉『白いハンケチ』(ダヴィッド社、昭32・5、随筆集)『自伝的女流文壇史』(中央公論社、昭37)『柄のぬけた柄杓』(新潮社、昭39・7)『ある女人像』(新潮社、昭40・12)『吉屋信子全集』(朝日新聞社、昭50)他『花物語』『地の果てまで』『安宅家の人々』『鬼火』『女人平家』『徳川の夫人たち』(正・続)など著書多数。【恒成美代子】私の小説は作者の心を作中にかくれ蓑をつけてそっと忍ばせて置くつもりですが、随筆感想のたぐいは自分をじかにあらわに見せるのですから、なんだか心を裸にしたようで…(『白いハンケチ』あとがき)
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関連情報 |
レコードID |
442374
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権利情報 |
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登録日 | 2013.08.16 |
更新日 | 2020.10.26 |