<その他>
中里喜昭
ヨミ | |
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編者 | |
データベース名 | |
人物詳細 | |
関連情報 |
詳細
レコードID | |
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権利情報 | |
登録日 | 2013.08.16 |
更新日 | 2020.10.26 |
ヨミ |
ナカザト キショウ
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編者 |
花田, 俊典
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スカラベの会
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データベース名 | |
人物詳細 |
1936(昭和11)年3月13日、長崎市大井手町の生まれ。小説家。七人きょうだいの長男。父親が原爆後遺症で病弱だったため、小学5年生のときから新聞の売り子・配達をした。中学卒業後、西日本重工(現・三菱重工業)長崎造船技術学校に入学。在学中は雑誌部・柔道部に入り、また肺結核の治療のため留年したりした。以後、長崎造船所の現図工として働きながら、労働組合の活動にかかわった。少年時代は短歌に親しみ、その後は詩や小説を創作した。「地金どろぼう」(「アカハタ」昭34・7)で登場し、またリアリズム研究会(昭和32年11月発足、機関誌「リアリズム」のち改題して「現実と文学」)に入会。「解体」(「新日本文学」昭37・5)「船の歪み」(「現実と文学」昭37・5)などを発表し、昭和38年、「分岐」で日本共産党創立四十周年記念募集作品に入選。45年、長篇『仮のねむり』で第2回多喜二・百合子賞を受賞した。日本民主主義文学同盟長崎支部長をつとめた時期もある。〈著書〉『のこりやま』(新日本出版社、昭42・2)『水無川』(東邦出版社、昭45・4)『分岐・解体』(東邦出版社、昭45・7)『ふたたび歌え』(筑摩書房、昭48・6)『詩と愛について』(飯塚書店、昭48・3)『仮のねむり』上・下(新日本出版社、昭44・10―11、合冊新装版、昭49・2)『自壊火山』(筑摩書房、昭51・3)『解かれゆく日日』上・下(新日本出版社、昭52・3―4)『香焼島』(晩聲社、昭52・3)『与論の末裔』(筑摩書房、昭56・3)『おおく飢えの日』(翠楊社、昭56・5)『地方よみがえり伝説―筑豊・三池・香焼町ルポ』(大月書店、昭56・6)など計三十数冊がある。長崎市在住。
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関連情報 |
レコードID |
442070
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権利情報 |
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登録日 | 2013.08.16 |
更新日 | 2020.10.26 |