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<その他>
富松良夫
ヨミ
トミマツ ヨシオ
編者
花田, 俊典
スカラベの会
データベース名
スカラベ人名事典
人物詳細
1903(明治36)年3月6日、都城市姫城町の生まれ。詩人。教育家の富松柏の長男。6歳のとき脊髄病にかかり身体が不自由(くる病)になった。翌年には生母を亡くし、伯母に背負われて小学校に通ったというが、卒業後の大正8年、洗礼を受け、大正14年6月――中山正道『宮崎県の作家 附島尾敏雄』(宮崎・鉱脈社、昭60・4)によると「普通の年譜類は全て大正十一年発行となっているが、それは誤りである」――、文芸同人誌「盆地」を発行して創作に心を慰めた。昭和4年、ガリ版詩誌「白」を創刊主宰。翌5年、第1詩集『寂しき候鳥』を上梓。昭和13年、谷村博武・黒木清次らと文芸誌「龍舌蘭」を創刊し、以後、同誌は宮崎県随一の同人誌として長命をたもつことになるが、富松良夫は昭和29年11月9日、52歳で死去。生前の詩集に『寂しき候鳥』(宮崎・白社、昭5・12)『微かなる花譜』(宮崎・菊書房、昭24・3)があり、没後、知友らによって彼の詩文集『黙示』(宮崎県詩の会/龍舌蘭社、昭33・9)、未発表詩集『現身』(宮崎・龍舌蘭社、昭46・10)および批評・追想文集『詩人・富松良夫』(宮崎・鉱脈社、昭59・11)、『みやざき21世紀文庫1 黙示』(鉱脈社、平8・8)が編まれた。 山は風に澄んでいる/凛然と霽れきつた山をわれはまつすぐに受けている/われは坐つたまま、白雲となつて飛ぶ/からだを透きとおらせ/白々と風とあらそう無際辺の旅をする/山脈を越えるとき、われはやまはだに触れて見るのだ/鋼いろのそのつめたさが胸にとおつてくるとき/爽々とわがこころを膊つ一脈の青韻があつた。 (「雲」)
関連情報
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/collections/q_fukukin_bio
詳細
レコードID
442051
権利情報
スカラベ人名事典の人物詳細の著作権は、それぞれの執筆者に属します
登録日
2013.08.16
更新日
2020.10.26