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概要 |
九州大学(以下、「本学」という)において、平成18 年度7 月経済産業省より「デジタルコミュニティ実証実験事業」を受託し、この受託事業を中心に同年度3 月までIC デバイス(主にICカード)を用いたe-World プロジェクト(以下、「本プロジェクト」という)を実施した。本プロジェクトでは、IC デバイスを学内で利用するだけでなく、学外における利用シーンも想定・検討し、システム構築と実験フィールド...を準備した後、モニタによる実証実験を行った。学内の実証実験は、すでに平成17 年度より一部に導入していた電子錠の機能に加えて、図書館の貸出サービスの機能を追加し、学外では、交通機関の利用とショッピングでの電子決済の実証実験を行った。実証実験での主なIC デバイスはIC カードを利用することとなり、本学において発行体制、発行方法などを検討し、「デジタルコミュニティ証」と名づけたIC カードを約4,000 枚発行した。本プロジェクトでは、一般企業・公共団体・財団法人(以下、「事業者」という)の協力、連携のもとにさまざまな実験の検討を進めていく上で、国立大学法人という特殊な組織におけるプロジェクト管理の難しさも多少浮き彫りになった。しかしながら、実証実験を行ったことによって、本学の特に伊都キャンパス付近での地域との連携の必要性が十分に実証された。この報告書では、本学が管理・運営を行った平成18 年度の本プロジェクトを主として述べるとともに、本学内でのIC デバイスを使ったサービスの課題・問題について説明する。続きを見る
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