<学術雑誌論文>
子どもの生きる力を育てる連続的な食生活体験の意義 : 幼児期の食行動の自立をとおして

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概要 平成8年に筑豊地域の2~6歳の保育園児6289名を対象に実施した食生活習慣実体調査では、予想以上に朝食抜きの低年齢化が進んでおり、幼児期の食行動の発達に必要な「毎日決まった時間に食事を食べる」という生活体験そのものが欠如している子どもが存在していることを明らかにした。平成10年12月に実施した福岡県内の保育所(園)に通う3~6歳児7447名の食生活と健康調査では、3歳の段階で自立可能な発達課題であ...る「大人が手伝わずに毎食自分で食べる」という食行動が5歳児の10%、6歳児の5%の者に確立していない状況が浮き彫りになった。食事場面においてテレビにくぎ付けになり、なかなか自分で食べようとしない子どもたちの状況は、大人が子どもに安易に食べさせるという介入行動を引き起こし、結果的には子どもたちの食行動の自立を妨げる要因になっていることが推察された。子どもたちは胎児期、乳児期、幼児期および学童期の食行動発達課題を大人たちとの密接な関わりをとおして学習し、はじめて自ら食材を選択し、調理し、摂取し、生体内に利用するという一連の食行動が自立する。本稿では食行動の自立の基礎が形成される幼児期に焦点をあて、「子どもたちが食とどのように関わっているか」連続的食生活体験の欠如という視点から検討し、食行動の自立には連続的な食生活体験が重要となることを明らかにした。さらに、子どもたちの食行動の自立に向けての今後の取り組みについて論じた。続きを見る

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登録日 2009.04.22
更新日 2017.08.25

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