<紀要論文>
テニス選手に対するメンタルトレーニングの実施と効用性

作成者
本文言語
出版者
発行日
雑誌名
開始ページ
終了ページ
出版タイプ
アクセス権
JaLC DOI
概要 The purpose of this study was to consider the technique and effect of mental training based on a combination of relaxation training and image training. Six high school tennis players were selected as... subjects. They were trained twenty times for about three months. A training session consisted of 3 to 5 minutes of image training. The effects were analyzed and the results were as follows: 1.Psychological competitive ability was improved in all the items after the training. Total scores calculated by summing up the score of each item showed a significant increase. 2.The scores of trait anxiety decreased after the training. Decreases were especially significant in the factors causing the strain in action and the factors lowering the competitive volition. 3.The scores of competitive state anxiety showed low values due to the strain in action in athletic meets before the training. However, after the training the values shifted to the comparatively stable state with confidence.
高校テニス部員6名を対象にして,自律訓練とイメージトレーニングを用いたメンタルトレーニングを週2 回,約3ヵ月間実施しその効用性を検討した。結果は次のとおりである。 1.心理的競技能力はトレーニング後にすべて向上し,忍耐力,勝利意欲,自己コントロール,リラックス, 集中力,自信の尺度で1%水準の有意な変化がみられた。決断力および予測力においては10%水準の有 意傾向がみられた。また,総合得点においても顕著な向上が見られた。2.特性不安はトレーニング後に減少した。トレーニ ング後にすべての因子で得点が減少し,勝敗の認知的不安の因子で有意な変化がみられた。また,有意 差はみられなかったが,動作緊張傾向,競技意欲の低下,自信喪失の各因子で不安の減少傾向がみられた。 3.競技状態不安は,トレーニング実施前の大会では試合が近づくにつれて認知的不安,身体的緊張が高く,自信が低い状態で出場しているが,トレーニン グ実施後の大会では大会当日には認知的不安,身体的緊張が多少高まるが,自信とともに比較的安定し た状態で試合に出場していることがわかった。4.試合中の実力発輝度では,トレーニング前の試合 では自分の実力を発揮できたものが2名であったのに対し,トレーニング後の試合では実力を発揮できたものが5名に増加した。 5.内省報告から,メンタルトレーニングは試合前の睡眠や緊張感の減少,試合中のリラクゼーション,冷静さ,落ち着き,集中力,そして,試合に自信を もって出場できる心理的に良好な状態を作り出すのに有効に働いたことが推測された。
続きを見る

本文情報を非表示

KJ00000093088-00001 pdf 682 KB 1,519  

詳細

レコードID
査読有無
関連情報
地域
主題
ISSN
NCID
タイプ
時代・年代
登録日 2009.09.08
更新日 2018.06.12