<紀要論文>
水中および陸上歩行時の生理学的応答に及ぼす性差の影響

作成者
本文言語
出版者
発行日
収録物名
開始ページ
終了ページ
出版タイプ
アクセス権
JaLC DOI
関連DOI
関連URI
関連情報
概要 1)男女大学生を対象に(男子6名,女子7名),水中歩行にはフローミル,陸上歩行にはトレッドミルを用いて,陸上で求めた最大酸素摂取量の50%の強度で30分間の運動を行わせた。フローミル歩行は室温25℃,水温30℃,水位は剣状突起とし,またトレッドミル歩行は勾配1%,室温25℃で行った。2)フローミルおよびトレッドミル歩行とも約50%V02maxの強度で30分間の歩行が実施できた。3)心拍数は男女とも...時間経過に伴い上昇する傾向にあり。フローミルにくらべトレッドミルの方が有意に高い値であったが,性差は認められなかった。4)直腸温はフローミルよりトレッドミルの方が男女とも有意に高かった。トレッドミルにおいて女性の方が高い値を示したが,その差は有意ではなかった。フローミル歩行時の直腸温は男女ともほぼ同じ値であった。5)運動中の血中乳酸値は安静時にくらべ男女とも上昇したが,いずれも安静時の範囲内であった。6)アドレナリンは両運動とも男女ともほぼ同様に増加した。ノルアドレナリンは,男女ともトレッドミル歩行の30分目の値がフローミルの値にくらべ有意に高い値であったがフローミル歩行時には性差は認められなかった。7)本研究の実験条件下での30分間の陸上および水中歩行では,循環系,体温および血液生化学的応答に性差は認められなかった。続きを見る

本文ファイル

pdf 020_p155 pdf 219 KB 280  

詳細

レコードID
査読有無
地域
ISSN
NCID
タイプ
時代・年代
登録日 2009.09.10
更新日 2023.07.31

この資料を見た人はこんな資料も見ています