<紀要論文>
分節表示における韻律標識

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概要 Clements(1985)が素性階層(Feature Geometry)モデルを導入して以来,弁別素性の階層構造について多くの議論が重ねられてきた。分節の内部構造を解明する目的は,諸言語に見られる音韻現象において繰り返し言及される弁別素性のまとまりを特定し,その弁別素性群の振る舞いを示すことである。この目的に沿った研究はエレメント理論(Harris & Lingsey 1995)のように分節表示...に弁別素性を用いない枠組みにおいても行われている。エレメント|H|と|L|はともに「喉頭」という範疇節のもとに組織されており,故に共通する振る舞いが観察されると考えられている。本論はこれらのエレメントと韻律構i造単位との間に見られる緊密な関係について論じ,喉頭節の存在の妥当性を改めて実証するものである。|H|と|L|の超分節的な振る舞いについては,主に声調やイントネーションに関連して研究されている。しかし,韻律構造の境界を示す標識としての(非対立的な)機能については取り上げられることが少ない。本論は,ドイツ語,英語,ポーランド語では|H|が,韓国語とアイルランド語では|L|が,韻律語の境界を示す標識として用いられることを示す。本論の結論は,大入が発話を効率的に構文解析する場合にも,子どもが語彙を増やしていく過程においても,語の境界に関する情報が重要であるとする心理言語学の研究(Jusczyk 1999)と一致するものである。続きを見る

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登録日 2009.04.22
更新日 2016.09.28