<会議発表資料>
抒情する文言:『玉梨魂』の語りと文体
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概要 | 二十世紀中国の言語・文学状況は大変動を経験した。科挙の廃止に始まり、文言文による伝統的詩文を中心とした文学観は、口語体の小説中心に再編成され、さらに今また映像やインターネットをはじめとするニュー・メディアに取って代わられようとしている。 八十五年前、文学革命直前にベストセラーとなった徐枕亜の『玉梨魂』は、文言の駢文小説という形式面からも、また「発乎情,止乎礼義」とされる内容面からも、批判の対象とな...ってきた。近年、C. T. Hsiaや陳平原はこの作品を中国の「感傷――言情」伝統(センティメンタル=エロティック・トラディション)に位置づけ再評価を図った。本発表では、語りの構造と自由間接話法の二点から、このテクストの新しさを分析、提示する。この作業を通して、文言文による文学革命という、実現されたなかったもう一つの中国文学史の可能性を考えてみたい。続きを見る |
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登録日 | 2009.04.22 |
更新日 | 2018.08.14 |