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概要 |
本論は近年急速に増えている介護系NPOに着目し、公的介護保険導入後、介護系NPOが急速に成功をおさめた秘密を、佐賀県の「たすけあい佐賀」を事例に分析する。具体的には、「たすけあい佐賀」の総会資料を分析し、ボランティアを中心としたたすけあい活動の発展段階と、公的介護保険事業の展開を考察する。基本的には、地域社会に根ざしたたすけあい活動の蓄積によって地域住民との信頼関係が構築されたからこそ、順調に介護...保険事業に乗り出せたことは明らかである。このようにたすけあい活動と介護保険事業の間に、相乗効果が現れつつある。これが多くの介護系NPO成功の秘密と言えるのではないか。さらに、「たすけあい佐賀」による「宅老所」5ヵ所の実践によって、団体内部の介護ネットワークが明確に形成され、今後、地域における介護ネットワークの構築への発展が期待される。続きを見る
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目次 |
はじめに 1 たすけあい活動の歴史的展開 1-1 10年間のあゆみ 1-2 たすけあい活動 2 公的介護保険事業への参入 2-1公的介護保険の参入による事業高の上昇 2-2 介護保険参入による影響 3 地域介護ネットワークの可能性について 3-1「宅老所」を成立させる基盤 3-2 介護ネットワークの構築 -5カ所の「宅老所」の実践- 4 結 論
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