<紀要論文>
女子生徒のバレーボールに対する関心の変化とその要因 : 質的データー分析による仮説
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概要 | 本研究は,「見るスポーツ」の社会心理学的研究の一環として行ったものであり,女子生徒のバレーボールに対する関心が時間の経過とともにどのように変化し,そこにいかなる要因が働いたのかということを仮説的に追求したものである。その結果,バレーボールに対する関心度が変らない者あるいは高まった者は,直接間接にバレーボールに多く接触しており,そこには積極的,好意的態度がみられこれを持続させてきた心理的要因が強く働...いたと考えられる。また,関心度が低下していった者の社会的,心理的要因としては,第1に全日本男子バレーチームの構成メンバーが変ったこと,第2に同チームの国際競技における成績が低下してきたこと,第3にマスコミによるバレーボールの取り上げ方が量的に減少したこと,そして第4に対象者の心理的発達に伴ってものごとへの関心が多様化してきたことがあげられる。続きを見る |
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登録日 | 2009.09.08 |
更新日 | 2022.05.12 |