<紀要論文>
薩隅方言の「~トル」

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概要 薩隅方言の「~トル」西日本諸方言のアスペクト形式「~トル」とは違い、複合動詞後項である。意味も共通語の複合動詞後項「~トル」とは違い、付接する動詞の種類によって(1)「数量的な動作の完遂」(2)「極度の状態」という意味を持つ。付接するする動作は限られており、外的運動動作に付接しやすく、その動詞は動作性が高い傾向にある。この「~トル」は、意味用法と、前項動詞との接続において、それぞれ共通語の「完遂」...・「完了」等を表す複合動詞後項「~キル」や「~シオワル」「~シオエル」と近似している。本稿は、現代薩隅方言の複合動詞後項「~トル」について、動詞の分類ごとに例文の作成・解釈を行うとともに、共通語の類似した意味用法を持つ複合動詞後項と比較した。続きを見る

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登録日 2009.04.22
更新日 2017.09.08