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JaLC DOI |
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概要 |
口唇口蓋裂治療の術前治療として、乳児顎整形治療(infant orthopedic treatment ; IOT)や口唇癒着術(lip adhesion ; LA)がある。IOTは多くの口唇口蓋裂治療施設において包括的治療に組み入れられており、その効果としては哺乳の改善、上顎歯槽形成の改善や成長誘導、舌機能の正常化、手術の円滑化や言語機能の正常化などが挙げられているが、一定の見解は得られていない...。口唇癒着術(lip adhesion ; LA)は完全口唇裂を不完全口唇裂の状態にし、顎裂幅の減少や口唇の緊張緩和を図り、最終的な口唇形成術の成績を向上させる手段とされている。しかし、LAは口唇形成術と口蓋形成術の瘢痕にさらに瘢痕を形成することになるため、上顎歯槽弓の成長に及ぼす影響が問題となる。九州大学病院口唇口蓋裂チームと医療協力関係にあるインドネシア共和国ハラパンタキ小児科産婦人科病院口唇口蓋裂センターでは、包括的治療の一環としてHotz床を使用したIOTやLAを施行している。本研究では、同センターにて治療された片側性完全唇口蓋裂患者50例(Hotz床使用群:Hotz(+)群22例、Hotz床とLA併用群:Hotz-LA群14例、Hotz床非使用群:Hotz(-)群14例)を対象として、Hotz床とLAの効果について検討を行った。続きを見る
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目次 |
Ⅰ.要旨 Ⅱ.諸言 Ⅲ.上顎歯槽弓形態におよぼす影響 Ⅳ.5歳時の咬合関係におよぼす影響 Ⅴ.5歳時の口唇外鼻形態におよぼす影響 Ⅵ.総括 Ⅶ.参考文献 Ⅷ.謝辞
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