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相撲図

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Abstract 博多での江戸大相撲興行は、寛政11年(1799)より始まる。本図は天保5年(1834)、博多中島(現在の中洲)での興行であり、西関は美男で名高い緋威力彌(ひおどしりきや)である。2人の力士と画面左の軍配を持った行司装束の子どもは、まるで記念写真のように正面向きの立ち姿で描かれている。子どもの右に「生年八歳 木村友市」とあり、行司家の木村家一門の子どもであることがわかる。この時が行司としての初土俵で...あったのだろう。画面形式は異なるが同年作・同図様の作品があり、初土俵の記念に仙厓が複数描いたのかもしれない。中央の力士と子ども行司を取り囲むように、多くの観客を描く横長の構図はめずらしい。観客はみな一筆書きの頭頂に半円の線で顔を表す、単純な俯瞰の描写であるが、力士の取り組みを心待ちにしている観客のざわめきが聞こえてくるようである。天保5年(1834)、仙厓85歳の作である。 川上貴子 2008(第49回附属図書館貴重文物展観図録)show more

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Created Date 2021.11.11
Modified Date 2021.11.17

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