<静止画>
遊紫霞玄海図
タイトルヨミ | |
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ローマ字ヨミ | |
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概要 | 本図には、博多湾の外縁に浮かぶ几島(机島)・玄海(玄界)島・紫霞(志賀)島が手前より重なるように描かれている。その構図より、糸島半島から描かれたことがわかる。糸島半島は、日本に禅宗をもたらした聖福寺開山・栄西禅師が、宋との間を往来した地である。また画面奥の志賀島・吉祥寺(現在の志賀海神社)には、聖一国師が中国禅宗の名刹・径山寺より請来した文殊菩薩が安置されており、鹿島文殊(志賀島文殊)信仰が広く流...布していた。志賀島頂上の建物は、おそらく文殊堂であろう。賛は「鹿島文殊」と題され、仙厓の歌集『捨小舟』に収められている。禅宗ゆかりのこの地は、仙厓が好んだ景勝地である。また仙厓は愛石家でもあり、特異な形状をなす岩に興味があった。画面中央の机島もその一つであろう。 川上貴子 2008(第49回附属図書館貴重文物展観図録)続きを見る |
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登録日 | 2021.10.21 |
更新日 | 2023.05.25 |